はじめに 私は、深夜に絵を描きます。山と畑に囲まれたアトリエにひとりぼっちでいます。でも、ちっとも淋しくありません。絵を描きだすと、絵の中の人々や子どもたちとのおしゃべりで忙しくなるからです。“こんな村があって、村の広場では、子どもたちが元気よく遊んでいる。この男の子はいたずらぼうずだけど、友だちおもいのやさしい子。となりのおさげの女の子は、おこりんぼうさん。でも、せわやきで、しっかり者…。” 不思議なことに、ひとりひとりに話しかけながら描くと、いたずらぼうずはいたずらぼうずの姿で、おこりんぼうはおこりんぼうの姿で、ひょっこりひょっこり私の前に現われてきます。そのたびに「Hello my friend」とごあいさつ。こうして毎日、友だちがひとりづつ増えていきます。 みんな、大好きな私の友だちです。 佐々木 恵未
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